フードデリバリーサービス配達パートナー向けの保険について

フードデリバリーサービスの配達パートナーを始めたいけど、どんな保険に入ればいいんだろうってお悩みじゃありませんか？

自転車保険に入らないと配達パートナーを始められない。でも無駄に高い保険には入りたくない。

どうせなら補償額と掛金のバランスの良い保険にはいりたい。

保険に入る目的は、「確率は低くても一度起きてしまえば、人生が破綻する」リスクに備えるものです。

自分の怪我は貯金があれば「貯金と公的補償」、貯金がなければ公的補償と掛け捨てのお手頃な保険（県民共済等）で賄いましょう。

自分がやってしまった、賠償責任は貯金では賄えない金額になることが多いので、保険を検討しましょう。

そこで、私が思う配達パートナーに最適な保険を以下の表にまとめてみました。こう思う理由は後述します。

業務形態	保険
Uber Eats ・menu・ Wolt 単独or掛持ち	PayPay自転車保険＋任意でフリーナンス
Uber Eats ・ menu・ Wolt＋出前館	業務用自転車賠償制度（プランA）＋PayPay自転車保険＋任意でフリーナンス
配達パートナー＋エンジニア（ブロガー、プログラマー）	フリーランス協会保険＋PayPay自転車保険＋任意でフリーナンス

補償範囲

※フードデリバリーサービス各社が配達パートナーの為に無料で補償してくれる保険

フードデリバリーサービス各社は配達パートナー向けに無料で補償してくれる制度がありますが、どこの会社もすべて「配達中のみ」を補償してくれる制度です。

配達中の定義は各社「配達リクエストを受けてから配達完了まで」というところは同じのようです。

「アプリにログインして待機中や移動中」とか、「自宅がエリア外でエリア内へ移動中(通勤中)」等は補償対象外となっています。

よって、「配達中以外を補償してくれる任意保険」への加入が必須となります。

下記の表はフードデリバリーサービス各社の補償範囲ですが、出前館だけは対人・対物を補償してくれないようです。

よって、出前館配達パートナーをする人だけは別で保険に入らないとだめですね。

フードデリバリーサービス各社の補償範囲

民間の自転車保険はたくさんありますが、日常生活だけを補償して、通勤中や配達アプリのログイン中は業務中とみなされ補償してくれないものもあります。

その中でもPayPayのあんしん自転車保険は月額140円で配達中以外はすべて補償してくれます。しかも傷害補償については「業務中か否かを問わず補償対象」となるそうです。つまり日常生活も含めてです。カスタマーセンターに問い合わせたので間違いないです。

ここまでのまとめで

Uber Eats ・Wolt・menu配達パートナーの方は「PayPay保険」

出前館配達パートナーの方は「PayPay保険」＋「業務用自転車賠償制度」

が最適だと思います。

その他、配達パートナー以外の仕事も掛け持ちでやっている人は、著作権侵害・情報漏洩・製造物責任などの責任を負う場合があるので、フリーランス協会やフリーナンスの保険制度を検討しましょう。